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2020年 箱根駅伝 青学総合優勝

2020年の箱根駅伝で、青山学院大学が2年ぶり5度目の総合優勝を果たしました。しかも10時間45分23秒の大会新記録での圧勝です。
本当に素晴らしいレースでしたね。
私もTVでその様子を素人目線で見ていました。
青学が強いのはなぜだろう。
選手に華があるのはなぜだろう。
原晋監督がTVで活躍しているのはなぜだろう。
そんな疑問とともに、私の日々のランに何か取り入れられることはないかなと、青学の原晋監督の本を読んでみることにしました。
『1日10分 走る青トレ』 ゴルフダイジェスト社 【レビュー】

「1日10分 走る青トレ」を読んでみて、今まで漠然としていた私のランニング生活の道筋が少し明るくなりました。
今すぐ役立つ初心者のための青トレメソッドを抜粋し、レビューしてみたいと思います。
笑っている選手のほうが速くて、強い
原監督と青学の選手が、時々TVに出演しているのを見ることがありますが、いつも思うのは「皆明るいなあ」ということです。
選手と監督がすごく仲がいい。
原監督の信念として、
【笑っている選手のほうが速くて、強い】
というのがあるそうです。
以下抜粋▼
「本来体を動かすことは楽しいことのはず。自然と笑顔があふれるものにする努力が必要。」
「走り終えたあと、喋り、笑いながらスタート地点に戻るのは、リラックスして呼吸を整え、疲労を回復させ、次のダッシュを完全な状態で、真剣に走るための準備になっている。」
「箱根で走ったら女の子にモテるぞ」ということもあれば、彼女にフラれたという選手には「テレビに出るところでいい走りをして元カノを見返してやれ!」などと活を入れる(?)こともある。
面白いですね^^
青学の強さの秘訣は【楽しむ】ということにあったんですね。
私は原監督の信念を知って、ランニングに対して肩の力が抜けるとともに、もっと楽しみたい、楽しみながら自分のランニングのスタイルを探していきたい、そう思いました。
「長く走る」のは必ずしもいいことではない
ランニングの知識を全く持たないまま2年近く走り続けた私は、勝手に「長い時間、長い距離を走ることはいいことだ」と思い込んでいました。
ですので、ランニングをするのが苦しく、外に行くのをためらうということが多々あったのです。
以下抜粋▼
「長い時間、距離を走ることは、必ずしもいいことではない」
「常識に縛られ、自分の能力や限界を超えた長時間、長距離のランニングは考えもの。」
「ケガや故障につながることも少なくない。本末転倒とはまさにこのこと。」

どうやら「長く走るのがいいこと」というのは古い常識のようですね。。
走る青トレとは
ところで青学のトレーニングってどんなものなんでしょうか?

以下抜粋▼
・走る姿勢を身につける・・・体が割れない、軸が外れない、エネルギーが逃げない
・背中にS字ラインを意識する・・・S字ラインを保てば、軸がブレないだけではなく、呼吸もラクになって、体内に酸素をたくさん取り入れられる。
・FGライン(フレッシュグリーンライン)・・・くるぶし→ひざ→骨盤→肩→耳が一直線になるのが青学の走り。スクールカラーにちなんで名づけられている。
・胸を張る・・・凧に引っ張られるように胸を前に向けるとスピードが得られる
・走る呼吸・・・お腹を意識した呼吸。鼻から大きく息を吸ったら、4~5秒かけてゆっくりと口から吐き出す。
・ケンケン走り・・・S字ラインとFGラインの姿勢をキープできれば、バランスの良いケンケン走りができる
・頭の高さは一定・・・ほとんど頭の高さが一定で、まったく上下動がない。
初心者にも今すぐ取り入れられそうなものばかりですね。
試してみる価値ありです。
青学メソッドを活かしてフルマラソンを目指す

やみくもに走っていたランニングを卒業し、私も青トレを取り入れて楽しく走ってみたい!そんな気持ちになりました。
・長く走るだけのトレーニングはやめる
・青トレを取り入れてみる
・楽しく走る
次はフルマラソン!
きっと出来るような気がしています。
