
ランニングを始めたばかりの方で、急に足が重くなったり動かなくなったりするという経験をされた方はいませんか?

私は最近まで多々こういう経験をしてきました。
足が重くなる

お恥ずかしいことに、私は最近までランニングの知識をほぼ持たずにただ距離を走るというトレーニングを続けて来ました。
「距離さえ伸ばしておけば本番のレースも大丈夫だろう」
「毎月これだけ走っておけば走力はアップしていくに違いない」
こういう感じです。
そして走っても走っても、足が重くなるという症状はそう簡単には取り除くことが出来なかったのです。
日々のトレーニングで、走り始めて2㎞ぐらいで急に足が重くなったり(走り始めてすぐのこともあります)、全身がどっと疲れるというようなことが時々ありました。
そのときはいつも「今日は体調が優れないのかも、、」という感じで、その正体を調べたり何かを改善したりすることなくランニングを終えていました。

足が重くなる原因は【 乳酸 】

しかし先日、初のハーフマラソン大会でラスト数キロでスタミナが切れかけてしまいました。そのことが相当ショックでしたのでネットや本で色々と調べてみたのです。
もっと速く走りたい、そういう気持ちには満ちているのですが気持ちに反して足と体が動かない。
足が重くなる、スタミナが切れてしまう、この正体を解明しないわけにはこの先のランニングライフがより良いものになっていくとは思えない、そう思ったのです。

何とも言えない悔しい気持ちを引き起こす原因は【乳酸】でした。
走り始めてからまず最初に糖質が代謝されます。その糖質が代謝されてエネルギーが生み出されるときに発生するのが乳酸という物質です。
乳酸は筋肉に蓄積され、だんだんと足が重くなってくるという症状を引き起こすのです。
そして「乳酸閾値(LT値)」まで乳酸が到達すると、足が重くなるというわけです。
つまりこの乳酸閾値(LT値)までの時間を延ばせば距離を長く走れるようになるということですね。
足が重くなるまでの時間をなるべく延ばすということです。
※ちなみに乳酸は長い間「疲労物質」と言われてきましたが、実は代謝の過程でできるエネルギー源であると最近では言われています。
足が重くならないようにするためには【 対策 】

では初心者の方が耐乳酸性を上げるために何をしたらいいのでしょうか。
色々と調べてみると、
どうやら高負荷トレーニング(心拍を150拍/分以上を維持するトレーニング)が必要なようです。
例えば
・坂道ダッシュ
・200mダッシュ+休み+200mダッシュ+休み
・これ以上走れないぐらいのスピードで走る
などがありました。

なかなかハードそうですね。。
しかしランニング最中の全身や足のだるさは何とも言えない不快感で、走る意欲さえも奪っていきますから、高負荷トレーニングを取り入れて全身や足のだるさとサヨナラしたいものです。
私も坂道ダッシュなど早速試してみたいと思っていますよ。
効果のほどはまた別記事で書きますね。
足が重くなる原因と対策【 まとめ 】
ランニングをしていて、足が重くなる原因は【乳酸】ということが分かりました。
そして足が重くならない【耐乳酸性を上げる】ために、【高負荷トレーニング】が必要です。
ランニングを始めて間もない方で、全身や足が急に重く感じるという方はぜひこの高負荷トレーニングを取り入れて、乳酸に耐える力をアップさせてみてください^^
きっともっと楽に走れるようになり、毎日のランニングがより心地いいものになるでしょう。